【料金別】ガラス?ポリマー?あなたの車に最適なカーコーティングの種類と選び方

目次
はじめに:大切な愛車を守るために、知っておきたいこと
愛車をいつまでも新車のように輝かせたい、お手入れを楽にしたい。そうお考えのとき、カーコーティングは非常に心強い存在です。しかし、「コーティング」と一口に言っても、種類や料金が多すぎて、どれを選んだら良いか悩んでしまう方も多くいらっしゃいます。
「本当にこれで合っているのかな」「高額なものを選べば安心なのだろうか」といった不安を抱えるのは、決して特別なことではありません。私たちカーコーティングSATOは、大分の地で長年お客様の愛車と向き合ってきたプロとして、その不安を安心に変えるお手伝いをしたいと考えています。
この記事では、現在主流となっている3つのコーティングの種類を、その特徴、耐久性、そして目安となる料金に分けて、分かりやすく誠実にご説明します。この記事を読み終える頃には、きっとあなた様の愛車に最適なコーティングが見つかるはずです。
カーコーティングは大きく3種類!特徴と耐久性を比較
現在、市場に出回っているカーコーティングは、主に「油脂系・ポリマー系」「ガラス系」「セラミック系」の3種類に分けられます。それぞれ得意とする分野と、耐久性が大きく異なります。
1. 油脂系(ワックス・ポリマー):手軽さとコストが魅力
- 特徴
手軽なDIYから、プロによる磨き施工まで幅広く対応。撥水性を持ち、独特の艶が得られます。 - 料金目安
数千円〜数万円程度 - 耐久期間
数週間〜3ヶ月程度
市販ワックス・ポリマー「手軽さが最大のメリット」
ホームセンターなどで数千円で手に入り、ご自身で気軽に施工できるのがワックスなどの油脂系コーティングです。最大のメリットは、その手軽さと、施工直後の油分特有の「濡れたような艶」です。
しかし、その皮膜は非常に薄く熱に弱いため、夏場の暑さや雨で流れ落ちやすく、劣化したワックスが汚れを抱え込んでしまうこともあります。そのため、綺麗な状態を保つには、こまめな洗車と頻繁な再施工(上塗り)が必要不可欠です。
プロ施工のポリマー「違いは【下地処理】にあり」
一方、私たちプロショップが提供する「ポリマーコーティング」は、市販品とは仕上がりの次元が異なります。その決定的な違いは、コーティング剤そのものよりも「施工前の下地処理(研磨)」にあります。 時間をかけてボディを磨き上げ、塗装面を平滑に整えてからコーティングを行うため、まるで展示車のような美しい艶が生まれます。
当店では、この重要な研磨作業を含めた丁寧な施工を、約5万〜7万円ほどでご提供しております。
2. ガラス系コーティング:バランスの取れた主流派
- 特徴
専門店施工の定番。硬いガラス質の皮膜を形成し、耐久性・防汚性・光沢のバランスが取れています。 - 料金目安
5万円〜25万円程度 ※研磨込み - 耐久期間
1年〜5年程度
現在のカーコーティングの主流となっているのが、このガラス系コーティングです。ガラスの成分を主とした硬い皮膜が、酸性雨や紫外線からボディをしっかりと保護してくれます。
耐久性や防汚性に優れており、一度施工すれば数年間、日常のお手入れが格段に楽になります。多くの方が「本格的なコーティング」として選ばれる、信頼性の高い種類です。
3. セラミックコーティング:最高峰の耐久性と艶(つや)
- 特徴
最新の高性能コーティング。多層構造の強固な皮膜を形成します。深い艶、優れた耐擦傷性・耐薬品性が特徴です。 - 料金目安
20万円〜40万円ほど - 耐久期間
5年〜10年程度
ガラスコーティングの進化形として登場したのがセラミックコーティングです。従来のガラス膜よりも柔軟性と強度を併せ持った、非常に強力な皮膜を形成します。
※なお、現在当店(SATO)ではセラミックコーティングの取り扱いはございませんが、比較検討の参考としてご紹介しております。
予算別!あなたに最適なコーティングの選び方フローチャート
コーティングの種類を決める上で、最も大切なのは「予算」と「何を重視するか」のバランスです。
| あなたの状況 | オススメの種類 | 理由 |
|---|---|---|
| 【予算重視・手軽さ優先】 定期的に自分でメンテナンスしたい。 | 油脂系(ワックス・ポリマー) |
コストを抑えつつ、一時的な美観を楽しめます。 当店では研磨込みでリフレッシュ可能です。 |
| 【バランス重視・迷ったらこれ】 耐久性と美観を両立し、費用対効果を追求したい。 | ガラス系コーティング | 専門店でプロの技術を体験でき、数年間の安心が得られます。私たちSATOでも最もご依頼の多い種類です。 |
| 【品質・長期保護優先】 濃色車、高級車で、最高の輝きを長期保護を求める。 | セラミックコーティング | 最高の保護性能が、愛車の資産価値を守ります。 |
大切なのは、「ご自身のカーライフに合っているか」という点です。どんなに高額なコーティングでも、車の使用環境や保管状況に合っていなければ、効果を最大限に発揮することはできません。このフローチャートを参考に、ご一緒に最適な種類を探していきましょう。
【プロの視点】種類選びで「失敗」しないための注意点
最後に、コーティングを選ぶ際に、私たちプロが特に注意してほしい3つのポイントをお伝えします。
1. 謳い文句の耐久年数だけを信用しない
「5年保証」「10年耐久」といった言葉は魅力的ですが、これらの期間は「適切なメンテナンスを継続することが前提」です。耐久年数だけでなく、「保証の内容(何が保証対象か)」や「メンテナンスの頻度・費用」まで含めて、総合的に判断することが大切です。
2. 「ガラスコーティング」の定義は専門店ごとに異なる
一言にガラスコーティングと言っても、その「ガラス成分の濃度」「皮膜の厚さ」「施工技術」は専門店によって大きく異なります。安価なガラス系コーティングの中には、単なるガラス系ポリマーである場合もあります。私たちSATOでは、お客様に安心していただくため、使用する溶剤や成分について誠実に情報開示をしています。
3. 最も重要なのは「下地処理」の技術です
コーティングの種類以上に、「施工前の下地処理(磨き作業)」が仕上がりを決定します。どんなに優れた溶剤を使っても、ボディに残った小傷やシミの上からコーティングを塗ってしまえば、その傷が閉じ込められてしまいます。
私たちは、この見えない工程にこそ時間をかけ、愛車本来の輝きを引き出すことをお約束いたします。
カーコーティングSATOの下地処理工程はこちら
おわりに:私たちカーコーティングSATOができること
カーコーティングの選択は、愛車に対する未来への投資です。種類や料金で迷うのは当然のことですが、この記事が少しでもその道しるべとなれば幸いです。
私たちカーコーティングSATOは、大分で地域の皆様に支えられながら、一台一台の愛車に最適なケアを提案し続けてまいりました。最適なコーティングの種類のご提案はもちろん、お客様の不安を一つひとつ解消し、安心と信頼のサービスをお届けすることが私たちの喜びです。
もし、種類選びや料金についてさらに詳しく聞きたいことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。皆様の大切な愛車を、最高の状態でお守りできるよう、誠心誠意お手伝いさせていただきます。
