カーコーティングSATO

ブログ

TOP » ブログ » カーコーティング後のメンテナンスは?洗車方法と注意点をプロが解説

カーコーティング後のメンテナンスは?洗車方法と注意点をプロが解説

赤い車のボディにコーティングメンテナンスを行う作業員が、洗車後に専用スポンジで丁寧に拭き上げている様子

はじめに:施工したら終わりじゃない!コーティング効果を長持ちさせる秘訣

「せっかく高いお金を払ってカーコーティングをしたのに、どれくらい効果が続くの?」

「普段の洗車はどうすればいいの?」「何か特別な手入れが必要?」

カーコーティングを終えたばかりのお客様から、このようなご質問をいただくことは少なくありません。「コーティングは施工したら終わり」でなく、その後の正しいメンテナンスを行うことで、新車のようなツヤと保護効果を何年も維持することができます。

逆に、間違った方法で洗車をしてしまうと、せっかくのコーティング被膜が早く劣化し、本来の性能を発揮できなくなる可能性があります。

このコラムでは、年間数百台のコーティングを手掛けるプロの視点から、コーティング後の正しい洗車方法と、効果を長持ちさせるための重要なポイントをわかりやすく解説します。愛車をいつもピカピカに保ちたい方は、ぜひ最後までお読みください。

なぜコーティング後の洗車が重要なのか?

「コーティングしたから、もう洗車はしなくていいんでしょ?」と勘違いされている方がいますが、これは大きな間違いです。

コーティングは、汚れがボディに固着するのを防ぎ、洗車を楽にするためのものです。しかし、雨や花粉、黄砂、排気ガスなど、目に見えない汚れは日々ボディに付着しています。これらの汚れを放置しておくと、コーティング被膜の上に汚れが堆積し、コーティング本来の性能(ツヤや撥水性)が徐々に低下してしまいます。

雨や黄砂の影響で汚れが付着し、水ジミが目立つ青い車のボンネット

定期的な洗車は、コーティング被膜を清潔な状態に保ち、その効果を最大限に引き出すために不可欠なメンテナンスなのです。

洗車頻度はどのくらいがベスト?

理想的な洗車頻度は、車の使用状況や保管環境によって異なります。

  • 月に1〜2回が目安
    一般的な使用状況であれば、月に1〜2回の洗車をおすすめします。特に、雨や黄砂が降った後など、汚れが気になったら早めに洗車するようにしましょう。
  • より頻繁な洗車が必要なケース
    • 海沿いの地域に住んでいる(潮風の影響)
    • 線路沿いに駐車している(鉄粉の影響)
    • 鳥の糞や樹液が付着したとき
    • 火山灰が降ったとき(大分県では特に重要です)

これらの汚れは塗装に深刻なダメージを与えるため、見つけたらすぐに洗い流してください。

プロが教える!コーティング後の正しい洗車方法

コーティング後の洗車は、いくつかのポイントを守るだけで、安全かつ効果的に行うことができます。

ステップ1:大量の水で砂やホコリを洗い流す

いきなりスポンジで擦るのは厳禁です!ボディに付着した砂やホコリを、まずはたっぷりの水で上から下へと洗い流してください。この予洗いを入念に行うことで、洗車キズの原因を大幅に減らすことができます。特にホイール周りや下回りは、念入りに水をかけてください。

高圧洗浄機があれば、より効果的に汚れを落とすことができます。

ステップ2:中性シャンプーと柔らかい洗車用のスポンジを使う

次に、シャンプー洗車を行います。

  • シャンプー選び
    必ず中性のカーシャンプーを選んでください。アルカリ性や研磨剤入りのシャンプーは、コーティング被膜を傷つける可能性があります。市販の「コーティング車専用」と書かれたシャンプーがおすすめです。
  • スポンジ選び
    柔らかい洗車用のスポンジや、柔らかい羊毛のムートングローブを使用しましょう。これらは繊維が細かく、塗装にやさしく洗うことができます。

泡立てたシャンプーをたっぷり使い、ボディを優しく撫でるように洗います。ゴシゴシ擦る必要はありません。上から下へと、一定方向に洗うのがポイントです。

ステップ3:シャンプーが乾く前にすすぎを行う

シャンプーをつけたまま放置すると、シミの原因になります。部分的に洗ってはすぐに水で洗い流す、という作業を繰り返しましょう。泡やシャンプーがボディに残らないように、たっぷりの水でしっかりすすぐことが重要です。

ステップ4:水分を拭き取る

水滴が乾いてしまうと、水シミ(ウォータースポット)の原因になります。洗車後すぐに、吸水性の高いマイクロファイバークロスで水分を拭き取りましょう。

  • 拭き取り方
    水滴を吸い取るように、クロスをボディに優しく乗せて拭きます。力を入れて擦るのではなく、クロス自体の吸水力に頼るのがコツです。
  • 拭き取りクロス
    拭き取り用のクロスを用意することをおすすめします。常に清潔なクロスを使うことで、キズを防止できます。

コーティング後、絶対にやってはいけないこと

  1. 研磨剤入りのシャンプーやワックスを使う
    コーティング被膜を削り取ってしまうため、絶対に使用しないでください。
  2. 乾いたボディをタオルで拭く
    砂やホコリを擦りつけることになり、キズだらけになってしまいます。必ず水で濡らしてから拭くか、洗車機を利用してください。
  3.  真夏の炎天下で洗車をする
    ボディが熱くなり、洗剤や水滴がすぐに乾いてシミになってしまいます。気温の低い早朝や夕方、または日陰で洗車を行いましょう。
  4. 洗車機を頻繁に使う
    ブラシタイプの洗車機は、摩擦でコーティング被膜にダメージを与える可能性があります。どうしても利用する場合は、ブラシが柔らかい洗車機で、コースは水洗いやシャンプー洗車を選びましょう。

自分でやる自信がない…そんな時はプロのメンテナンス

「正しい洗車方法がわかったけど、自分でやるのはちょっと不安…」

「なかなか洗車する時間がない…」

そんな時は、私たちプロの「メンテナンスサービス」にお任せください。

カーコーティングSATOでは、施工後も安心して愛車を維持していただくために、定期的なメンテナンスサービスをご提供しています。当店のメンテナンスは、単なる手洗い洗車ではありません。お客様の愛車をいつまでも美しく保つための、専門的なケアを徹底しています。

当店のメンテナンスメニューは以下の内容になります。

1.手洗い洗車

黒い車のフロント部分を2人のスタッフがスポンジで丁寧に手洗いしている様子

熟練のスタッフが、お客様の愛車を優しく丁寧に手洗いします。

2.鉄粉除去

濡れた車のボディに専用スポンジを当てて鉄粉を除去している手元のクローズアップ

目に見えない鉄粉を専用の溶剤で除去し、ボディのザラつきをなくします。

3.リンス拭き上げ

黒い車のボンネットとフロントガラスを3人のスタッフが拭き上げとブロワーで仕上げている様子

鉄粉の溶剤を流し、拭きあげます。

4.スケール除去

自動車のピラー部分に白くウロコ状に固着したスケール汚れが目立つ様子(テキスト「スケール付着」入り)

水道水に含まれるミネラル分が固着した、頑固な白いウロコ汚れ(スケール)を専用のケミカルで分解・除去します。

5.リンス

泡立った黒い車のフロントガラスにスケール除去剤をリンスで洗い流している様子

スケール除去剤を完全に洗い流します。

6.トップコート塗布

赤い車のリアフェンダーにトップコートを塗布し、ツヤを出す作業を行うスタッフの様子

コーティング被膜を保護・強化するトップコートを塗布し、ツヤと撥水性を回復させます。

7.拭き上げ

黒い車のボンネットを黄色いクロスで丁寧に拭き上げる男性スタッフの様子

仕上げに、クロスで丁寧に水分を拭き取ります。

8.車内清掃

車の後部座席で掃除機を使い、フロアを丁寧に清掃している女性スタッフの様子

車内も簡易的に清掃し、全体をリフレッシュさせます。

このように、お客様ご自身では難しい専門的なケアを定期的に行うことで、コーティングの効果を最大限に引き出し、新車のような輝きを長期間維持できます。

まとめ:長期的なパートナーとして、愛車の輝きをサポートします

カーコーティングは、施工したらそれで終わりではありません。正しい知識を持ってメンテナンスを続けることで、その効果を最大限に引き出すことができます。

ご紹介した洗車方法と注意点を参考に、ぜひ日々のカーケアを楽しんでください。そして、もし「もっときれいを維持したい」「自分では難しい」と感じたら、いつでも私たちにご相談ください。

大分県大分市の「カーコーティングSATO」は、施工からアフターメンテナンスまで、お客様と愛車に寄り添う長期的なパートナーでありたいと考えています。愛車の美しさを守り、快適なカーライフを長く続けていただくために、いつでもお手伝いさせていただきます。